住環境を含めた「住」のストックの値をいかに高めるかが、国の方針の1つです。
耐震診断、耐震補強をも含めた「住まい」のリフォームに於いて新規建設が長年培ってきた技術と
アイディア(設計力)でより質の高い「住」の再生を提案します。
- リフォームに関するご質問にお応えいたします。
- 「リフォームしたい!」まずはどうしたらいい?
- 現状をしっかり把握することが大切、不満点を家族で話し合う。
- リフォームを考えているのであれば、まず家族みんなでそれぞれ不満、不快を感じている点などを挙げてみましょう。どうしたら快適にできるかというより、まず何が不満要素なのかをはっきり把握しておくことが重要です。
リフォームしたい要素を明確にしておけば、その解決方法はリフォーム会社から提案してもらえますし、その中から自分たちが納得のいくプランを選べばいいのです。
もちろん、自分で知っている情報や描いているイメージや予算などもできるだけはっきり伝えておくことも大切。プロがアイデアを出しやすいように不満点を整理しておくことが、満足度の高いリフォームにつながります。
現状をしっかり把握してから、それを取り除くアプローチをしていきましょう。
- リフォーム会社を選ぶポイントは?
- 実績、検定資格を持っているか、専門団体に加盟しているかなどで判断する。
- 会社選びはリフォーム成功への最大のポイント。しかし、最近では家電メーカーや量販店でも住宅リフォームを取扱うなど、その選択肢は非常に多くなっており、どの会社を選ぶべきなのか迷ってしまいます。そこで信頼できる会社を選ぶためにチェックしておきたいポイントを紹介します。
リフォーム会社の住所を確認。事業所と現場の距離は一時間以内が目安
(あまり遠いと素早い対応が必要な時に不便です。)
リフォームの実績が豊富か、検定資格を持ち、専門業者の団体に加盟しているか。
依頼したい工事内容がその会社の得意分野であるか。
施工後のフォローをしっかり行なうことができる会社か。
内訳明細がきちんと書かれた見積書を提出できる会社か。
以上のことを考えながら、チラシやインターネット、または公的な機関、団体に問い合わせるなどして、情報収集をしていくと失敗はないでしょう。
リフォーム会社を3~4社まで絞れたら次は同じ条件で見積もりを依頼します。実際に見積もってもらうには、自宅を見せなければなりませんが、その労力は惜しまないこと。要望や予算がはっきりしているのなら、きちんと伝えて細かい相見積りにして比較検討することが大切です。
- 見積りのチェックポイントは?
- 総額だけにとらわれず、きちんと各項目の内容を確認する。
- 見積りが出てくると、どうしても総額にばかり注目してしまいますが、一度落ち着いて要望に対してきちんと応えているかどうか、工事内容をチェックしましょう。
素材や機器の内容によって価格は違ってくるので、そのレベルの商品、機器が必要なのか、逆にそれで充分なのかを検討することが重要。どんな工事なのか、追加工事の可能性、またその場合のおおよその費用などを確認しておきましょう。また、使う建材や機器に関する仕様書、工事費内訳書も見積書に添付されてくることが一般的ですので、添付されていない時には、きちんと提出してもらい他社との比較をしやすくします。
何回か話し合いをして、納得した時点で契約をするようにしましょう。ここでも工事内容、期間、金額、引き渡し日などについて、見積書や事前の打ち合わせと違っていないかの確認を忘れずに。
また着工から引き渡しまでの工程表をもらっておくと、家族の工事中の過ごし方も予定が立てやすくなります。特にバス、キッチン、トイレなどの水まわりのリフォームの場合は、何日ぐらい使えなくなるのか事前に確認しておきたいところです。
- 契約後にトラブルが起きないようにするには?
- 工事内容は必ず書面にする、工事完了後の確認をきっちりする。
- 工事が進んでくると、(ここに棚がほしい)とか、(コンセントが欲しい)など、後から思いつくこともあります。
そんな場合は身近にいるからといって大工さんや職人さんに頼まないのが鉄則。必ずリフォーム会社に伝えて本当に必要なのかどうかをまず話し合い、そして追加工事を行なう場合にはどれくらい費用が増えるのか、見積りを出してもらいましょう。口約束だけにせずに、小規模な工事でもきちんと書面にすることが大切、証拠の残らない契約はトラブルのもとです。
リフォーム会社の担当者と現場確認をきちんと行ない、工事完了確認書などを取り交わしましょう。
- 情報収集・プランの検討から工事まで、必要な手順を解説します。
※プランによって一部流れは変わります。
はじめに
リフォーム業者を決める前に
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- 情報収集
- 家族で話し合い、リフォームする部分をはっきりさせる。
- 必要な情報を集める。(ショールーム、インターネットなどの活用)
- 法律や規約などを調べる。
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- プランの検討
- 住まいの構造を知る。(在来工法、ツーバイフォー工法など)
- 設備機器の適切な組み合わせを確認。
- 耐震性、省エネ、バリアフリー対応など将来への備えも考慮。
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- 資金計画
- 住まいの構造を知る。(在来工法、ツーバイフォー工法など)
- 設備機器の適切な組み合わせを確認。
- 耐震性、省エネ、バリアフリー対応など将来への備えも考慮。
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- 業者選び
- リフォームの工事内容にあった施工業者を選ぶ。
- 業者選びは、詳しい見積もりをとるなど慎重に。
- 施工業者の中に資格(増改築相談員等)を持っている人がいるかも大きな判断基準。
ご相談ください
お見積り・ご契約
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- お見積り
- 項目ごとに材料や人件費などでているかを確認。
- 指定した製品が記載されているかを確認。
- 不明な点は納得がいくまで確認。
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- ご契約
- 小さい工事でも必ず契約書を取り交わす。
- 工事金額、工期、引き渡し期日など確認。
- トラブルが生じたときに必要な約款の規定を確認。
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- 工事中
- 着工前には近隣への挨拶を忘れずに。
- 必ず現場立ち会いし、進捗状況を確認。
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- 引き渡し
- 引き渡し前に工事内容や使い方などを説明書で確認。
- 竣工検査は施工業者とともに行う。